100人以上の不登校体験談

不登校から1年8ヶ月「あの頃には考えられなかった。ちゃんと成長した」の意味

2021.7  今の気持ちを書いてみようと思います。

情報ではなく日記ですね。リアルタイムの気持ちを書き残します。

 

娘が突然、「教室に入れない。学校に行けない。怖い。」

と言った日から1年8ヶ月が経ちました。

 

理由を聞いた。ある日突然だから何かあるはず。

私も学校側も何度も聞いた。学校に戻る方法を考えた。

でも、娘は「なんとなく」と言った。

聞かれたくないとひきこもった。

「なんとなく」不登校になることを受け入れられなくて。

 

1ヶ月経った頃、あるお母さんが長いメッセージをくれました。

小学校で付き添い登校をしていた頃に知り会ったお母さんです。

その頃の気持ちを唯一知っている近所のお母さん。

子どもさんが支援級に通っていて、不登校の子のお母さん達とたくさんの交流がある人です。

仕事でも関わっていると言っていました。

 

この人ならわかってくれると思った。

だから、娘に起きたことを話した。

私にも理解できないことをそのまま話した。

誰かに助けてほしかった。

その時に返してくれたメッセージは今も大切にとってあり、時々 読みなおします。

 

知り合いの、不登校となった子ども達が、その後どうなったかを教えてくれました。

いろんなタイプの子の話を。どうやって元気になっていったか。

 

どの子のお母さんも、声をそろえて言うのは

「不登校になった時には考えられなかった。ちゃんと成長した。」

 

昼間は働き 夜間の高校に行った子。働くことで元気になった。

フリースクールに変わって、やりたい部活動を始めた。

子ども達が変わっていった経過がそれぞれ書かれていました。

 

元気になった子ども達に共通するのは、子ども達自身が決めたこと。

親はいろんな世界を見せてあげても、最後に決めるのは子ども自身なんだと。

無理強いはせず、主体性を持たせること。

 

きっと、動くタイミングがある。

そこまでたどり着くには忍耐と多くの時間がかかる。

勇気を出すタイミングがあって、その時はサポートが必要。

それまで信じて待つしかない。親ができるのはそれぐらい。

 

急がないこと。今できることを認める。

元気で過ごせる場所を増やしていく。

やりたいことを見つける手助けをする。

そんな内容でした。

 

医師には

不登校はしんどいよ。親は誰だってつらい。

これは長くかかる。半年単位、何年かもしれない。

中学校はこのまま行けないかもしれない。

腹をくくる。学校に行こうが行くまいが変わらない。守るんだと。

と言われた。

 

不登校、子どもの心理にとても詳しい2人が、娘の状況は長くかかる。

信じて待つしかないって。

できることがそれだけ? 娘はそんなに深刻なの?

この前まで友達と元気に通ってたよ。

勉強も部活も頑張ってた。

来年は受験だよ。この子の将来はどうなるの? そんな時間はないの。

 

自然と泣けてきました。

もう、ただただ どうしたらいいんだろうと。

なんでこうなったんだろう。私は何をしたんだろう。どこで間違ったんだろう。

 

先の見えないトンネルに入ってしまった気がした。

そんなに長くかかるとは思っていなかったから。

言われたことを理解しているようで、受け入れていなかったと思う。

このメッセージで勇気づけられるとともに泣いたんです。

 

簡単に同じ立場のお母さんにコメントできないのは、その時 受け入れられる心の状態でなければ苦しくなるから。

期待した答えじゃないと、アドバイスやエールも追い詰めることになる。

だから、コメントも解放していません。

 

あれから、1年8ヶ月。まだまだ、娘のタイミング。。。途中ですね。

だんだんと言われた意味がわかってきました。

まだまだ途中段階なんだけど、それでも

「不登校になった時には考えられなかった。ちゃんと成長した。」

そのお母さん達と同じように言えます。

 

通信制高校の入学式で知り合った お母さんとも そう話しています。

「成長した。あの頃は考えられなかった。」

ほんとにみんなそう言うんです。

そして、見守るって大変。私たちも偉いよねって。

 

やっと、そこまでたどり着きました。

ほんとに忍耐とまとまった時間が必要でした。それは これからもですね。

まだ、不安を抱えたままです。

それでも、できることが増えています。

行ける場所が増えています。

娘の世界は確実に広がっています。

 

まだ無理かなと思ったことが突然できるようになります。

娘の勇気と周りのサポートで壁がふっと乗り越えられる時がある。

壁が大きくて うまくいかない時もある。

勇気が空回り。私も余計なことをしちゃったり。

親子で落ち込むこともあった。

そんな風に後退することもありますが、それでもしばらくすると また前を向きます。

 

不登校になる前に戻っていくのではなく、不登校になる前とは違う成長をしています。

そういう意味でも

「不登校になった時には考えられなかった。ちゃんと成長した。」

なんだと思う。

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