書いてくださった方 | 私立高校教師 |
不登校となった時期 | – |
きっかけ | – |
その後の進路など | – |
学習方法 | – |
わたしは私立高校の教師として、10年ほど勤務しておりました。
担任は持っておりませんでしたが、部活動の顧問をしていたので、部員の子どもたちとは深く関わる事ができました。
毎年、不登校になる子どもは必ずいました。
不登校になる子は必ずといって前兆がありました。
部活動で観ている限りでは、居場所がないように見えたり、楽しそうでなかったり、笑顔で無くなっていったり、話しかけた時の対応の表情でも解ります。
相談に先ず来てくれるこどもの方が、教師としては嬉しかったです。
でも、退学しない様に話を聞いたりしていても、退学する子は なんとなく最初の感があたっておりました。
子ども達にとって、私は自分の居場所があれば、学校が居場所になっていれば、少し休みがちになっても戻ってくるように思います。
最近はコロナ禍ということもあり、学校の意味についてもいろいろと私自身も考えます。
家庭環境も複雑な子どもたちも多く、オンラインやsnsの世界が居場所になっている子どもが多いように思います。
居場所が複数ある子どもは強く生きていけるのではと思います。
オンラインも居場所のひとつですが、直接に人とのつながりができる場所として、学校はやはり大切だと私は思います。
勉強より大切な機能を学校がしていくべきかと私は思います。
不登校の原因は部活であることが多いと医師が言っていました。
担任より 部活の顧問の先生の方が生徒の異変を感じることがあるのかもしれませんね。
子どものサインに気づいて声をかけてくれる、味方になってくれる先生がもっといたらと思います。
部活が楽しければ、それだけでも学校に通えます。居場所となります。
部活だけ登校するのを許可しない学校も聞きますが、認めてあげてほしいです。
特に高校生になると、SNSなど、オンラインの中に居場所を求めていきますよね。
そうなると、余計にリアルでの家庭や学校との関係が薄れていきます。
おっしゃるように、勉強は学校外でもできる。他の部分が大切です。
現代は居場所が増えているようで減っている気もします。
それでも、ゲームやLINEで繋がってるから、なんとか大丈夫な部分もある。
だからこそ、その世界に浸ることに親は心配になるけれど奪ったら逆効果になるんだと思います。
不登校の子どもたちの拠り所も時代とともに変化しますね。
管理人より
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