100人以上の不登校体験談

学校が苦痛で体調不良で行けない|私立中学を退学し独学で大検受験し卒業

 

もう昔の話になりますが、私は中学二年生のときに不登校に陥りました。

 

いじめのような明確な原因もきっかけもなく、なぜか学校に行くのがすごく苦痛に感じるようになって休みがちになり、とうとう通うことができなくなったのです。

 

毎朝のように体調不良を訴える私に両親はもちろん困惑していましたが、その当時としては理解を示してあまり追い詰めないように対応してくれたと思います。

 

少なくとも学校に引っ張っていったり、面と向かって責めたりはしませんでした。

 

できれば登校を再開してほしいと考えているのはもちろん伝わっては来ましたが。

自分でも学校に行くべきなのに行っていないというある種の後ろめたさに苦しみました。

 

評価不能、とほぼ白紙の通知表が届くたびに焦りは大きくなるのですが、その焦りが恐怖となり、ますます学校へ行けなくなる悪循環も生まれることに。

 

学校もこういった事例に慣れていなかったのか、休んでいる間にたまっている宿題や受けていない試験についてたびたび持ちかけてきて、それが非常にプレッシャーだったのを覚えています。

 

最終的に、私は通っていた私立学校を辞め、本格的な引きこもり生活に突入しました。

私は当初、近くにある別の私立学校の高等部への受験・編入を考えていました。

 

実際に通っていた学校を辞めたことにより、精神や体調は安定してきていたので、両親も賛成していました。

 

ただ、不運なことに同時期に父が病に倒れて受験どころではなくなり、高校進学自体を断念せざるを得ませんでしたが。

 

塾や予備校に通う余裕もないまま父が亡くなり、18歳になったときに大検(現在の高卒認定試験)を受けました。

 

高校生活への憧れはありましたが、経済的余裕もない中どうしても大卒の肩書きを手に入れたかったこともあり、独学で勉強して大学進学を目指す道を選んだのです。

 

そうして浪人こそしたものの、無事大学へ入学・卒業することができました(浪人中も独りで勉強するだけだとお金はほとんどかかりませんでしたね)。

 

大学でできた友人や就職面接では不登校のことは伏せていましたが、高校に行かなかったことは特に隠さず、それに対して特に誰も突っ込んで聞いてきたことはなかったと思います。

 

そして平凡な事務員となった今となっては全然関係なくなりました。

 

今でも中高での部活や修学旅行の話を聞くと羨ましくは思いますが、後悔はありません。