不登校体験談を紹介(現在94人)

不安の強い子のためのドライブスルー外来|医療と学校の連携について

ドライブスルー外来

Twitterを見ていて流れてきたツイート。

 

 

小児科にドライブスルー外来を開設。とても画期的な試みだと思いました。

感染の疑いがある場合に隔離や別室対応はよく聞きます。

でも、ドライブスルー外来は初めて見ました。

 

駐車場まで来て診察してくださる医師はいるかもしれない。

でも、こうやって大々的にドライブスルー外来と告知してあることで捉え方は違う。

特別な対応ではなく、最初から認められていれば活用しやすい。

これは、親だけではなく子どもの気持ちも安心すると思う。

 

娘は不安と緊張の強い子に当てはまる。

不登校、不安障害となってから顕著になった。

電車に乗れなくなって病院に行けなくなった。

 

転院して、なんとか駐車場まで行っても待合室まで。

私が一人で診察室に入ることが何か月も続いた。

そこまで行けても入れないんですよね。

人が多くいる場所には行けない。待てない。

 

ある医師に「なんで連れてこれないの?」と受付で責められたことがある。

今の主治医ではない。違う医師です。優しそうな女医さんだったんだけどね。

医療費の問題で、子どもを連れてこれないと困ると言われた。

子どもの受診で子どもがいないと、親だけのカウンセリングとなり自費となることもある。

 

連れてきたくても、どうしても連れてくることができなかった。

発達の診断もしている医師。わかってもらえないんだと涙が出てきました。

もうここには行かない。行けない。だから転院しました。

状況は違っても、ドライブスルーなら診察を受けられる子はたくさんいると思う。

 

話はそれますが、昨夜、久しぶりに夕方登校をしました。

部活の顧問もしているので部活の終了後、17時なら大丈夫と言われました。

 

車で向かう途中、大勢の生徒たちとすれ違った。

その時点で嫌な予感はしました。

駐車場に着いたら、たくさんの生徒がいた。

終わっていない部活がまだいくつもあった。

 

そうなるとね、車から降りられない。

「ちょっと待って。」と言い 外を眺めて悩む時間が続く。

あっという間に15分以上経過した。先生は約束の時間に待ってる。

スマホから連絡を入れようかと言った。

でも、「そこまでしなくてもいい」と娘が言う。

知られたくないの。

 

しばらくして、生徒がほとんど帰ったけれど、昇降口の入り口に一人の生徒が座ったまま。

親を待っていたんだと思う。それだけでも、そこから入れない。

「どうしたらいい?ピンポン押せるかな?」と言う。不安になる。

それが、今の娘の心の状態。

 

以前は「早くしないと先生が待ってる」って言った。

そうやって追い込んでしまった。今は、娘が行けるタイミングを待つ。

心の中では”先生、待たせてごめんなさい”と思っています。

 

娘は駐車場に17時にいたけれど入れなかったとは言いません。

先生は今日遅いなーと思ったと思います。

そんな葛藤が20分近くあったとは思っていない。

 

駐車場から足を一歩でも踏み入れたら出席扱いになります。

でも、そのまま帰ったことが何度もある。

制服に着替えて、車で行ってたどり着いて、目の前に校舎があるのに。

適応教室でも駐車場で帰ったことがある。

 

今の駐車場に先生が来るのとは違って、ドライブスルー登校みたいな場所が別であったら。

みんなから見えない場所。車からピンポンできる。

そこで先生からプリントを受け取れたら、もっと気楽に学校にも足を運べる。

 

話がそれちゃいましたね。

何事もなくできていたら、そこまでしてって思うかもしれない。

娘も不登校となるまでは、病院に受診も当たり前のようにできた。

でもね、こういう子もいる。不安でここまでになることもある。

 

困っている。だから、受診しようとしている。

環境を変えること、工夫することで、できないことが可能となる。

ここまでならできるってラインがある。

 

医療、学校がその気持ちに寄り添ってくれたらと思った。

それが、子どもや親にとっては大きな安心感と繋がります。

 

この医師、クリニックに興味を持ったのでホームページを見に行きました。

残念ながら遠い。栃木県までは行けない。

 

ホームページの中に学校訪問部がありました。

当クリニックでは通院する児童生徒や園児の医療や支援の内容を知る看護師らが、在籍している小中高校や幼稚園・保育園をボランティアで定期的に訪ね、子どもの状況を確認するとともに、担任教諭らと情報交換を密にしてより効果的な支援を目指す全国でも初の試みを行っています。

引用:西真岡こどもクリニック ホームページ

 

学校と医療の連携があれば、親が一生懸命に理解を求めようと説明することもない。

板挟みとなることもない。親の負担は減る。

子どもに無理をさせることもない。その状況に合わせた適切な対応ができる。

ドライブスルー外来だけではなく、この試みも素晴らしいと思いました。

全国初なんですね。もっと広がっていくといいですね。

 

【追記】

その後、ドライブスルー外来を利用しました。

正確に言えば、発熱外来。コロナの疑いありで、私と娘が車の中で診察を受けました。

会計、薬をもらうのも すべて車の中でした。

 

先週末、主人が鼻水、咳、微熱があり、花粉症と診断(熱は高くなく、外来(院内)です。)

その後、私が鼻水、喉の痛み、そして38度を超える熱。

病院に電話をしたら、車の中で診察をしますと言われました。

 

娘は熱がありませんでしたが(37.3が最高で微熱)、同じような鼻水、喉の痛みを訴えていました。

私の熱が上がる前日に娘と二人で病院に行こうとしましたが、娘は行かないと。

でも、車の中で診てもらえる話をしたら行けました。

 

診察結果は多分、家族内で風邪の感染でしょう。

今は検査の必要はない。熱が続いたら、PCR検査しましょうと言われました。

翌日には平熱に戻りました。

 

ドライブスルーのような診察の仕方ですね。

車の中は大丈夫なんですよね。だから、不安障害のある子も診察が可能になります。

 

今回はコロナの疑いのためなので特例です。

医師は診察の合間に大変だと思いました。

看護師、薬剤師も。診療時間内に同時進行は難しいのかもと感じました。

 

でも、これで通院できる子どももいます。

そんな病院が市内に1つあるといいなと思いました。