不登校体験談を紹介(現在94人)

普通って何?時代とともに変化するし普通はないと医師に言われた話

普通とは

娘に言われた。

「普通にできなくてごめんなさい。」

なんとも言えない気持ちになった。

ハム落ち込む

私は、「普通に、普通に」育てようとしてきたんだろうか。自分が普通にできないのに。

主治医と話していくうちに、多分 私にも特性があることがわかった。

小さい頃から、変わっているって言われてきた。

天然。不思議ちゃん。変人←(;´∀`) 変態じゃないよ。

ちょっと違った子。みんなと合わせるのが苦手だった。

なんか自分違うなと思ってきた。

当時って、グレーでも今のように診断したり療育している子って少ないと思う。

 

私は、別に人と違ってもいっかなって。普通って、よくわからなくて。

そんな、みんなと一緒がいいと思わなくて。

むしろ、人と違うことしている人が羨ましかった。キラキラして見えたよ。

 

でも、娘は違うんだよね。みんなと同じがいい。違うのは嫌。

特別に見られるのが嫌。目立つのが嫌。そんな子だった。

不登校って特別な状態なんだけど、普通に今まで通り接してほしいし、普通に戻りたがってた。

 

 

その他大勢の方に合わせて生きてきた。私がそうさせたのかなと思う。

自分にできないことをさせてきたのかな。

その他大勢。これが「普通」ってことだと思う。

決まった枠の中におさまること。多数派のこと。

そうできるのなら、それが一番楽に生きられるのかも。

 

主治医に「普通って何ですか?」って聞いてみました。

なんでも聞ける医師です(*^-^*)

ハムスター医師

娘のための受診なんだけど、私一人で診察室に入ることが多かった。

だから、私が思っていたこともストレートに聞けた。

「普通ってないよ。ちょっと、周りからズレてるだけ。俺もそうだからさ。」

そう言っていました(*^-^*)

 

枠から、ちょっとはみ出してるだけ。

いろんな分野ではみ出した人はいるよね。才能でもある。

みんなが一緒だったら、個性なくなっちゃうよね。

だから、違っていいんだよね。

 

それに時代とともに、この「普通」も変化していっていると思うの。

「普通」って「多数派」 それが「普通」に見えるだけ。

 

選択肢が時代とともに増えてきた。そしたらバラついてくるよね。

多数派が圧倒的ではないの。少数派を足したら多数派を圧倒することも。

それが多種多様な時代なんじゃないかな。

 

昔の「当たり前」が今では「珍しいこと」になっていることだって たくさんある。

多様化となってきた今、「普通」という概念は薄れていっていると思う。

それでも、多数派に合わせる教育をしていく。

みんなと同じように指導する。バラバラであれば矯正しようとする。

 

はずれた子は落第のような風潮は消えない。

だから、自己否定感が強くなってしまう。

少数派には生きづらいのが義務教育の学校。

 

教育現場は大きくは変化していない。

何かバランスが崩れる。そういうことなんじゃないかな。

「普通」じゃなくてもゴールにたどり着ける方法はある。

 

ある人にとって楽な道が、ある人にとっては険しい道に思えることがある。

そしたら、別の道からゴールを目指すようにしないと疲れる。

それに気づくことが、周りも本人も遅い場合もある。

 

「普通」にこだわったらいけないんだよね。

『みんなちがって、みんないい』

この言葉にたどり着く。

 

朝ドラ『おちょやん』のセリフ

「むしろ普通の子なんていません。いろんな子がいてみんなそれぞれ頑張ってるんです。しいて言えばそれが普通です。」

 

第69回全国小・中学校作文コンクール 文部科学大臣賞

小学校高学年の部

「それぞれのものさし」

岩手県盛岡市立桜城小4年  山田結心さん

発達障がい、感覚過敏である妹さんについて書いた作文です。

この作文の中にこんな文章があります。

だれだって(自分は)普通だと思っている。でも普通には基準がない。自分が出来るから相手も出来るわけではない。それが母の言う「自分の物差しで人を見てはいけない」という事だ。

引用:読売新聞へようこそ

普通には基準がない。そうだよね。