本当に心配だった時、医師に聞いたことがあります。
子供が「死にたい」と口にする。
主人は「そんな勇気ないよ。大丈夫」って言う。
私もそう思う。とても怖がり。だから、大丈夫だよね。
でも、やっぱり心配になる。生きていくことも怖くなってる。
不安障害でいっつも怖がってる。
自己否定感が強く、生きている価値がないと思ってる。
私の不安が伝わったら余計に不安障害が悪化する。
だから、気にしていないってふりをしてる。
でも、「死にたい」って言われた時も、それでいいの?
心のバランスが崩れている時の「死にたい」って聞き流してはいけないよね。
それでも明るい態度でいいの?
子供の「死にたい」ってどこまで本気なんでしょうか。
真剣に聞いたので真剣に答えてくれました。
ほとんどの場合は大丈夫。
でも、大丈夫じゃない場合もある。
なんでも「そうなんだね」 って聞けばいい。
でも、「死にたい」だけは
「それだけはダメだよ」「悲しい」
「死んでほしくない」「生きててほしい」
と言いなさい。
この時の医師の表情は穏やかに笑っていました。
これ、深刻に言ってないんです。
深刻に聞いてるのは私だけ。
文字からは伝わらないですよね。
軽すぎず、重すぎず、絶妙な言い方です。
こういう時、そういう言葉が響かない。
伝わっていない気がする。まだ、納得できない私・・・。
それでも、言い続ける。
その時は聞いていないようでも潜在意識にはちゃんと残る。
言い続けなさい。
これが、主治医の答えでした。
ちゃんと聞いてるよ。大切に思っている。それを言葉にする。
でも、けっして深刻な雰囲気にもっていかない。
そういうことなのかなと思いました。
こうやって会話ができているうちは大丈夫な気がします。