100人以上の不登校体験談

起立性調節障害(OD)・不登校と心・発達の診察|病院は何科を受診すればいい?

不登校になったら、病院に行く必要があるのかどうかについて、以前 記事を書きました。

関連記事

不登校は病気?病院に行く必要は?|子どもと親が困っているなら検討を

では、病院に行くとなったら

 

何科に行けばいいの?

これ、迷うと思います。

SNSでお母さん達の会話を見ていて、様々だと思いました。

 

診療科を選ぶポイント

感じたのは、受診科より医師を選ぶことが大切

・困っている症状を理解できる医師

・子ども、思春期の症状に詳しい医師
(起立性調節障害(OD)、心身症、発達障害、HSCに知識がある医師)

・新起立試験の検査ができる医師

・不登校に理解がある医師

すべては難しいけれど、たくさんの可能性から判断できる医師がいいです。

専門外であれば紹介状を書いてもらいます。

 

そして相性。まずは、子どもとの相性が重要。

子どもが行こう、話そうと思える医師じゃないと進展しない。

親もです。親が相談しやすい医師がいい。

 

子どもが嫌がって通えない場合があります。

心が関係している場合は特に。わが家もそうでした。

そうなった時に親だけでも通うことができるか。

コロナ禍で遠隔治療、ドライブスルー外来をしている小児科も出てきました。

関連記事

不安の強い子のためのドライブスルー外来|医療と学校の連携について

 

通えない病院もあります(自費となると言われました。)

病院が親子にとって負担となったら意味がありません。

 

では、そんな医師に出会うために

どの科を受診すればいいのか?

ハム疑問

ピンポイントだと起立調節障害外来。でも、あまりありません。

他にも対象となる科がたくさんあります。

迷ったら、一番困っている身体症状から考えます。

まずは、重篤な病気が隠れていないか、除外する検査が必要です。

相談しやすい かかりつけ医がいれば窓口として相談。

そこから紹介してもらうのも良いでしょう。

 

診療科の選択肢

一つずつ科を見ていきます。

ハムドクター

小児科

起立性調節障害は小学校高学年・思春期に多く発症します。

もう、この頃には身体が大きくなっています。

なので、意外に感じるかもしれませんが、小児科医が一番詳しいです。

15歳までと思われていますが、決まった線引きはありません。

(今、娘は高校生ですが 小児科を受診しています)

ただ、初診の目安は15歳です。

ポイント

結論から言うと、小児科、それも心身症に力を入れていて、公認心理師のカウンセリングをしている病院がいいです。

不登校児をたくさん見ている医師、心のケアに時間をかけて対応できる病院。

高校生になってからの発症だと内科や循環器科となります。

もし、ずっとかかっている小児科があれば相談してもいいと思います。

なければ、学校の養護教諭も詳しいので相談するといいかもしれません。

 

内科・耳鼻科・循環器内科

起立性調節障害の症状として、頭痛、腹痛、吐き気、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れなどがあります。

この症状から疑われる病気は他にもたくさんあります。

 

頭痛の症状が強ければ内科、頭痛外来。

腹痛の症状が強ければ胃腸科、消化器内科。

めまいが強ければ耳鼻科。

立ちくらみ、動悸・息切れの場合は循環器内科。

 

大人でも自律神経が関係している症状はたくさんあります。

その症状に合わせた科を受診します。それと同じですね。

ただ、起立性調節障害を知らない医師だと診断が遅れます。

可能性を疑っている場合、こちらから聞いてみましょう。

 

心療内科、神経内科、精神科(児童精神科)

身体症状に与える心の影響が大きい場合です。

起立性調節障害は気のもちようではありません。

でも、心理面が症状に影響します。

 

精神科ってなんとなく、ハードルが高いですよね。

子どもの心の専門医の方が行きやすく、わかってもらいやすいです。

そうなると思春期外来、小児神経科となります。

 

発達面の診断が必要になった場合、児童精神科(15歳以下)、発達外来となります。

検査は小児科などでできますが診断は専門医となります。

発達障がいの二次障害で起立性調節障害が起きることもあります。

 

児童精神科は、初診の予約が数か月後など かなり先になる場合があります。

なので、まずは 起立性調節障害、発達や不登校すべての関係に知識のある小児科にかかる方がいいと思います。

児童精神科では、入院し院内学級に通うこともあります。

 

ホームページを調べていると年齢制限が書かれている場合があります。

問い合わせた時に18歳未満は診察していないクリニックがありました。

関連記事

小中学生、高校生の公認心理師のカウンセリング料|保険適用の費用は?

 

睡眠外来

起立性調節障害は朝、起きられません。意識を失ったように起きません。

そして、夕方から夜にかけて元気です。昼夜逆転したり、眠れなくなります。

睡眠障害に困っている時の選択肢となります。

 

起立性調節障害とは違う病気?併発することも

上記のように、たくさんの科があります。

最初から、子どもの症状に詳しい医師に出会えることもありますが

紹介やセカンドオピニオン、わかってきた背景、症状の変化に合わせて変えていく場合が多いです。

 

また、起立性調節障害だと思っていたら、実は違う病気だったということもあります。

併発していることもあります。

心身症、身体表現性障害、脳脊髄液減少症、慢性疲労症候群、過敏性大腸症候群など。

参考 「脳脊髄液減少症」を知っていますか?松戸市子育て情報サイト

 

子ども自身が診察を嫌がったり、うまく話せない場合は正確には伝わりません。

親はある程度の知識を持つことも大切だと思います。

 

娘の場合|内科から転院、小児科(臨床心理)、漢方外来に通院中

最後に、わが子の場合はを紹介します。

娘の場合は、近所のかかりつけの内科から、不登校に詳しい小児科医に変わりました。

 

もともと、この医師を知っていたので、探して行きました。

 

関連記事

主治医とのこれまでのこと|診断・検査・投薬・カウンセリングについて

 

 

この医師がいるクリニック、そこから総合病院に転院しています。

 

起立性調節障害の検査と診断をしたのは小児科医です。

 

カウンセリングやウィスクの検査をしたのは総合病院の公認心理師。

 

また、漢方薬の処方で漢方外来にもかかってたこともありました。

 

発達の診断を確定する場合は児童精神科と言われました。

 

その後、母は別の心療内科にかかっています。

 

関連記事

 

不登校児の親のメンタルケア|18年ぶりに心療内科に行ってきた話