現在は40代後半で子供を持つ既婚女性です。
古い話で申し訳ないのですが、自身が高校生の時に不登校を経験した時のことと、その原因についてお話をします。
当人の経験談ということで参考になると幸いです。
頑張って受験勉強をして入学した憧れの高校は、1週間ほどで行くのが嫌になり 不登校になりました。
理由はとにかく勉強、雰囲気、人間関係の何もかもが無理だと感じてしまったことです。
「親になんと言えばいいのだろうか」と悩む余裕も全くなく朝、布団の中で「学校に行けない」と言って泣きわめいてパニックを起こしました。
親はショックを受けたと思いますが、私の精神状態がよっぽど悪そうに見えたのか、登校を強要することなくその日は休ませてくれました。
その後、私は精神科に連れて行かれ検査を受け、1年間休学することになりました。
薬も処方されたのですが自分が何かの病気なのかどうか、または病名があるのか、ということは教えてもらえませんでした。
不登校の原因は「燃え尽き」だった気もします。
すでに中学生の段階で学校生活や受験のストレスがいっぱいいっぱいで、入学して環境が変わったときに、一気に疲労が出て燃え尽きてしまった感じです。
後で思えば、中学生の時に不登校になってもおかしくない感じだったので、その時にケアをしてもらえると嬉しかったと思っています。
今回は、ご本人の体験談です。
過去の不登校になった時のことを書いていただきました。ものすごく参考になる経験談です。
このお話、受験の部分は違いますが状況が似ているんです。
不登校直前、テスト勉強も頑張っていました。最後はものすごく必死に。
テストの翌朝に学校に行けないとパニックを起こしました。
その少し前から、体育の授業、部活での交友関係、そして勉強、いろいろと無理がきていたんだと思います。
たくさんの理由、きっかけがあったと思いますが、最後はこの「燃え尽き」だと思うんです。
疲れ切って、心がからっぽになってしまった。燃料切れです。
少しずつ回復してきた娘を見て そう思っています。
1年、しっかりと休学されたんですね。それぐらい時間がかかる。
娘の不登校は来月で1年です。もっとかかりそうです。
40代後半なので同世代です。
今ほど、理解されておらず、選択肢も少なく その決断をするのは勇気が必要だったのではないでしょうか。
ネットなどの情報もない時代です。親御さんは不安だったと思います。
それぐらいの覚悟が必要なんですよね。
しっかりと心を休めることが大切なんだとわかりました。
そして、いつか こうやって自分自身に起きたことがわかって説明できるようになる。
それは何年先かもしれない。
医師から 燃え尽きの件もそうですが、そんな話をされました。
このお話を聞いて やっぱりそうなんだと思いました。
【参考】未来の学校、ラジオ分室でも「慢性疲労症候群」について触れていました↓