100人以上の不登校体験談

不登校、親のメンタルケア|鬱?不安障害?18年ぶりに心療内科に行ってきた話

今週、いつものように娘はカウンセリングを。そして、月1の小児科の診察を受けた。

近況を確認して、その後、医師が娘に外で待つように言った。

私に話があるってことですね。

この記事は私が心療内科に18年ぶりに行った体験談です。

 

 

不登校の先の期待と不安|自立と引きこもりの心配

突然、あんた 今不安? って聞かれた。

不登校の子の親は鬱になりやすい。心配されました。

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そりゃ不安です。心配にならない親はいないでしょ。

この先、自立できるんだろうか。

 

ひきこもらないだろうか。

ハム考える

 

不登校はとっくに受け入れたの。

通信制高校に入学しましたが、もし通えなくてもいいと思っています。

心の健康が大切。元気で笑顔でいてくれたらいい。

そしたら、いつからでもやり直せる。

 

中学を卒業したら学校に行かなきゃいけないという罪悪感から解放される。

きっと良い方に向かう。そう思ってやってきました。

実際、卒業してから 表情が明るくなり、前向きになっていった。

新しい環境で頑張ろうとしていた。

 

オリエンテーション、入学式にもスムーズに行けた。

行けるんだろうかという前日の母の心配をよそに、自分から ちゃんと起きて支度した。

制服を着て、入学式の日にクラス写真も撮れた。

一人で電車に乗り授業に出れた。

これって、1年前には考えられなかったこと。

本当に順調だった。成長がものすごく嬉しかった。

 

それが、ゴールデンウィークあたりから様子が変わってきた。

また不安になってきたと私に訴える。表情が暗い。

スクーリングになかなか行こうとしない。

駅まで送っていったけれど、車から降りれず気持ちが悪いって引き返した日も。

 

中学の時と同じ・・・

駐車場まで行き、車から降りれない日を思い出した。

無理して学校に行かなくてもいいよと言った。

これが当時の対応。だから、今回もそう言った。

 

でも、娘は 学校はやめない、行きたいのって泣く。

それ以上何か言うと部屋に引きこもった。

 

学校に行きたいけど行けないと言う言葉を久しぶりに聞いた。

やっと ここまで回復したのに・・・

また逆戻り・・・ショックを受けたんですね。

不登校第2シーズン?

 

平常心で大らかでいなきゃいけないのに。

期待しないようにしてきたけど心の奥底で期待してたんですよね。

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そこに同居している姑が私に追い打ちを。

なんでこんなことに。友達と同じように全日制高校に行かせていたら。

もっと普通に。なんでそうしなかった。

なんで? 普通・・・聞きたくない言葉をいっぱい言い続ける。

 

先月、娘の様子を主治医に伝えたら、まだ自立心が足りなかった。

成長するのを待つしかない。長い目で見ていくしかないと言われました。

その前は成長した。自信もっていいと言われたのに。

 

入学式で知り合ったお母さんの娘さんは、のびのびと学校生活を過ごしています。

学校に行くのが楽しくて、アルバイトも始めて。

中学までは同じように不登校だったけれど一気に変わった。

 

娘は心の充電が足りなかったのかな。また、疲れちゃったのかな。

このまま学校行けないのかな。苦しみながら行くのかな。

もう 楽しく学校に通うことはないのかな。

不安障害でこうやって苦しみ続けるのかな。

不安ってなんなのよ。どっか飛んでってよ。

 

今のままじゃ自立できない。なんとかしなきゃ。

不安、あせりが久しぶりに ぶわーって吹き出してきたんですね。

もっともっと大変な時期はあったのになんで今頃。自分でもわからない。

 

娘はちゃんと食べて寝て、テレビ見て笑ってる。

前とは違う。大丈夫。なんで、そこまで私が不安になるんだろう。

でも、自分でもどうしようもなくて。

多分、一度経験して知ってるからこそ、前より不安になったんだと思う。

ストレスからの体調不良

娘の心身症を見ていて、心が身体に影響するのはわかっていたけど、本当にそう。

体調が悪い日が続いた。

ひどいめまいが10年ぶりに起きた。寝起きに ある角度で高速回転するんですよね。これ怖い。

→良性頭位性めまい症

蕁麻疹が頻繁に出る→皮膚科でアレルギー薬をもらう。

下痢が続く→内科で検査。過敏性大腸症候群

生理が何ヶ月も止まらない→もともと単純型子宮内膜増殖症です。

子宮体がんの組織診をしようとなった(悪性所見はなし)

乳がんの疑いでマンモとエコー。こちらは経過観察。

 

今のところ、がんの心配はないけれど この不安もストレスとなった。

病気のラッシュに。一気に疲れがきたのか年齢なのか。

 

自分にもしものことがあったらどうするんだろう。

いや、自分が原因だとしたら、自分がいなくなった方がいいんだろうか。

なんだか、心の中がぐちゃぐちゃに。ものすごく不安定になった。

 

親の不安は子どもに悪影響|親の心療内科のすすめ

この状況を主治医が良くないと思ったんですね。

私の不安が強くなれば伝わる。子どもに影響する。

娘が不安を訴えると私もひきずられる。もう悪循環。

 

私が安心すれば、娘に安心感も伝わる。

それもよーくわかってる。だから、前向きに明るく楽しくとやってきた。

でも、そのコントロールが難しくなってきたんですよね。

ハムドクター

主治医は、お母さんが心療内科や精神科で相談してきたらどうか。

私自身の心のケアをしてきなさいって言いました。

 

心療内科に行くかどうか考えました。

鬱っぽいかなと思う時はあるけれど、まだ大丈夫な気がする。

子どもが元気になったら私も治るし←こう思ってるからダメなんだよね。

 

心がパンクしてからじゃ遅い。

それは、娘の不安障害を見てきて よくわかっているから。

ある日 パンクする。大丈夫。頑張ろう。最後の気力を振り絞る時が危険。

パンクしたら、もう行動ができなくなる。判断ができなくなる。

その前に動かなきゃいけない。

主治医が私の言動から何かを感じたんだと思う。

 

それで近くの心療内科を探して電話したけれど、なかなか初診がとれない。何ヶ月も先。

コロナの関係もあり受け入れしていない病院も。

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そこで思い出した。過去に一度だけかかった心療内科があります。

18年前、喉の奥がなぜか苦しくて息ができなくて。

2.3回通院して、話を聞いてもらい、漢方薬を飲んで治りました。

仕事をやめて、引っ越して環境が変わったことも大きかったんだと思う。

 

あの頃、悩んでいたのは 子どもができないこと、仕事のことでした。

それが今は、子どもの不登校と自立とひきこもり。

人生、いろいろあるよねぇ。

数日後に予約が取れたので、娘には内緒で行くことにしました。

 

心療内科を受診|問診、検査、診断結果と投薬

診察を待つ間に心理検査で久しぶりに絵を描きました!

「実のなる木を自由に書いてください」とA4の白い紙と黒の鉛筆を渡されました。

娘が以前に木を書いたよーって言ってた。

心の状態をチェックするのだとわかりました。

でも、詳しくは知りません。どんなことを意味するのか結果がどうだったのか。

だから、先入観なしで描けました。

 

消しゴムもないし、どんどん重ねて描いた。

ダイナミックな絵?になりました。

5分ぐらいでしたが、絵を描くことが好きなので楽しかったです。

もっと描いていたかった。色も欲しかったですね(*^^*)

 

大きな1本の木を紙からはみ出すようにドカーンと。そして、リンゴの実をたくさん。

葉っぱ、花、カタツムリ、光・・・思いつくままに。

勝手に他の物まで書いていいのかなーと思いながらも手が止まらなかった。

鉛筆を横にしたりして、白黒で陰影をつけました。

空白は ほとんどなくなりました。

 

絵を見た医師がエネルギーは足りてる。あふれてるって言ってました。

え?

ただ、他人の評価を気にするって言われました。

絵でわかる?? これって絵が好きか嫌いか、得意かで変わってこない?

 

帰ってから検索してみました。

これはバウム・テストと言い、自分自身を木に投影する。

そんなにいろんなことがわかるの?とびっくり。

 

絵からだと、私は現状に不満はなく、積極的、安定している傾向なんですよね。

他にはこんな言葉が

空想家、没頭型、外的圧力、負けず嫌い、社会的、自意識過剰、大きな挫折体験、癒しを求めている。人間関係に疲れている、目標を持ち、諦めたことがある、目立ちたがり、せっかち。

あたっているような、なんか違うような。

 

娘はどんな絵を描いたんだろうと思いました。

多分、正反対の小さな木と実を少しじゃないかな。余計なものは描かない。

幼い時から描く絵が小さくて空白だらけ。線も細くて。

もっとこうしたらってよく口出しをしていた。これも振り返って反省。

医師は 当時と同じように優しく聞いてくれました。

特に診断名を言われることはありませんでした。

今は大丈夫だけど、コップからあふれてしまわないように心のケアをしていこうと言われました。

 

必要であれば、時々 カウンセリングで気持ちを話して 心の整理をする。

補助的に 自律神経のバランスを整えて不安をおさえる漢方薬「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」が処方されました。

この漢方薬も娘が一時期飲んでいましたね。

同じなんですよね。自律神経のバランス、不安が問題なんだから。

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それから、いくら親だからって、そんなすべてを受け入れられるわけじゃないと言われました。

お母さんがつらい。受け入れなくてもいいって(*^^*)

なんか、その言葉で楽になりました。

 

娘の主治医は 一番辛いのは本人だと言う。

他にも 相談した人にも言われた。みんなそう言う。

今回は違った。私の心を一番に考えてくれた。涙が出そうだった。

 

アドラー心理学の話もされました。帰りに早速 本を買ってみました。

読みやすそうなマンガにしました。

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娘が診察室に一緒に入れるようになってから、主治医と話す機会も減っていきました。

30分以上ゆっくりと話を聞いてもらったのは久しぶりですね。

私はこの医師の聞き方、声、話し方が好きです。

 

第三者に聞いてもらうだけでも、本当に気持ちが軽くなりました。

自分のせいって思う気もちが時々 どうしても出てくる。

そうじゃないよって言ってくれると救われる。楽になれる。

これから 相談できる先があるだけでも違います。

久しぶりの心療内科、緊張したけれど行って良かったです。

 

親子で別々に主治医やカウンセラーにかかった方がいいの?

今は親子が別の医師、カウンセラーにかかった方がいいと言われました。

小児科を卒業する頃にいずれは一緒でもいいけど今は別がいい。

 

メリットとデメリットがあるんですよね。

どちらの心の中もわかるから背景から現状までわかりやすい。

でも、話の内容が筒抜けになる。子どもが話せなくなったらいけない。

まずは子どもがメインです。母親の心の治療となると別がいい。

子どもの主治医が、私は別の病院にと言った意味に納得しました。

 

親子相互の療法をしている心療内科の先生もいるって教えてくれました。

いずれは、そういうところもいいかもって。

ただ、そこも 新規は受け付けていませんでした。

 

心療内科の初診の費用、カウンセリングの自費費用など

今回のクリニックの費用はすべて保険がききました。

初診料が293点、3割負担で879円。

バウムテストは280点、3割負担で840円。

通院精神療法は400点、3割負担で1,200円。

漢方薬は3週間分で約1,000円。処方箋料が204円。

トータルで初回は3,000円ぐらい+交通費約1,000円。ちょっと遠いんです。

 

娘の相談をするカウンセリングなら自費で3000円(50分)

家族として相談する場合ですね。

私自身のことをカウンセリングなら保険がききます。

 

家族一丸となってが理想だけど、難しいなら第三者の力を

しんどい時は家族で助け合う。家族が同じ方向を見る。

それが理想だけど、なかなかそうはいきません。

不登校って難しいんだよね。

 

親子、夫婦、嫁姑。本音でぶつけあって理解し合う?

そこまで行くまでに心が疲弊してしまう。共倒れよ。

負の気持ちに引きずられる。家族だからこそ言えないこともあるしね。

時には 第三者に話すのがいいと思う。

一番苦しいのは本人。そう言われるよね。

母も苦しい。苦しいものは苦しいのよ。