不登校の子どものカウンセリングについて|1年半続けて感じた効果

カウンセリング
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最初に利用したのは、中学のスクールカウンセラーのカウンセリングでした。

でも、1度でやめてしまいました。相性がありますね。

その後、病院で公認心理師のカウンセリングを受けています。

娘が、とても気に入っていて、心のよりどころとなっています。

不登校となってから半年後に開始。1年半になりますが現在進行形です。

ペースは2週間に一度が基本で、調子がいい時は間が空いたり、不安定になった時は毎週行っています。

一番多い時で月に5回。次の予約は娘自身が決めます。

そら

この記事ではカウンセリングを実際に受けてきた体験談を書きます。

アプリで認知行動療法

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もくじ

子どもが嫌がる場合は親だけでも相談できる?

公認心理師のカウンセリングを受ける前は医師に相談していました。

今の総合病院の小児科は、なるべく子どもも連れてきてほしいけど、嫌がったら診察室に連れてこなくてもいいと言われました。

病院まで行けても診察室に入れないことが何回もありました。

1回目は行くんです。でも、次から嫌がる。医師が言ってましたが、そんな子が多いんだと。

しばらくして、なんとか病院に来れても、娘は待合室で待っていて、私だけが診察室に入りました。

そこまで来てるのに入れないんですよね。医師が無理に診察室に入れなくていいと言われました。

子どものことを話していますが、ほぼ親のカウンセリングのようなものですね。

これも意味があるんです。親もどこかに話さないとしんどい。

実は、小1の時にも数ヶ月、私だけ、この医師のもとに通っていました。

この時は学校に復帰しました。とても長い付き合いの信頼できる医師です。

その前に、別のクリニックにもかかっていました。

個人のクリニックで、ここでは親だけの相談は困ると言われました。

子どもが行けなくなり転院しました。私もそこの女医さんが苦手でした。

なんで?って責めるような言い方が嫌でした。医師も相性があります。

カウンセラーさんに親だけ通うことについて聞いてみました。
不登校の経験、カウンセラーの資格をもっているライターさんです

子どもがいきなり不登校になってしまったとき、「心の病」が原因なのではと考える親御さんも少なくありません。

あんなに楽しそうに学校に通っていたはずなのに、何がきっかけで学校に行かなくなってしまったのか…、我が子の事なのに原因がわからない…と心療内科にカウンセリングにいらっしゃいます。

ただ、不登校の子どもにいきなり「カウンセリングに行こう」といっても、素直に行きたがるとは限りません。子どもが学校に行けなくなってしまった原因が自分でもはっきりしていないケースで、学校に行きたいのにどうしたらいいのかわからない葛藤を抱えているとカウンセリングに対して前向きに考えてくれる傾向にあります。

でも、子ども自身が学校に行けなくなってしまった理由がわかっていても言葉にできないケースだと、カウンセリングに対して拒絶してしまうことも多いのです。

子どもの立場からすると「原因はそこじゃない、親は全くわかってくれていない」と思う気持ちと「不登校を病気だと思われている」ことが余計に心の壁を作ってしまい、追いつめてしまうことも。

今の状況を改善しなくてはいけないのは、子ども自身が一番わかっています。ただ、カウンセリングは本人が拒否していては意味がありません。「変わりたい」という気持ちがあってはじめて効果が出るものです。

カウンセリングという手段があるよというのは伝えてもいいのですが、無理に連れてくるのは逆効果になります。では、子どもがカウンセリングに行かないケースで、親だけで行ってもいいの?と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は、親御さんだけのカウンセリングもとても重要なことだと考えています。不登校になってしまった子どもに、どうやって声をかけるべきかわからないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

このままでは駄目だと思っていても、まわりに相談できる人がいなかったり、子どもが不登校になったのを自分のせいだと責めてしまっていませんか。

心に余裕のない状態で、子どもの不登校の問題と向き合っていくのは容易ではありません。ときには第三者からの客観的なアドバイスが必要なときもあります。

不安が強い子で院内に入れない子のためのドライブスルー外来。
学校とも連携しています。こういう医療機関が増えるといいですね。

発達障がいの二次障害で自宅から出られない場合、医師の診断があれば訪問介護が医療保険で受けられます。

公認心理師のカウンセリングの流れ

まず、本人の意思がカウンセリングを受けたいとなってからスタートです。

そこまでに半年近くかかりました。この待っていた時間、長かったですね。

1回目は親だけ、2回目以降は子どものみとなりました。

1回目、娘が産まれた時のこと、これまでの成長過程、それに私自身のことも聞かれました。

これね、自分自身の過去とも向き合うことになりました。

聞かれたくないこともあった。自分が幼少期に心に蓋をしていたことが開いた。

2回目からは、親は送迎のみ。公認心理師さんとも会話しません。

予約の日にち決めぐらいで、子どものことを相談、様子を聞いたりしません。

2回目はバウムテストなど心理検査をしました。

そら

これは私も心が不安定になった時、心療内科で受けました。
費用は3割負担で840円でした。

一枚のまっさらな紙に木と実を描いてくださいと言われます。
私が描いた絵と娘が描いた絵、ものすごく対照的なんです。

私はエネルギーにあふれてると言われました(^^;)
絵を描くことが大好きで楽しく描きました。
大きな木とたくさんの実。周りには動物もいっぱい。白い部分がないぐらい。

娘は小さな木と実。動物なんて勝手に書いていいの?って言ってました。確かにそうだね。

慣れてきた3.4回目にウィスクの検査をしました(結果説明は医師からでした)

基本は1~2週間に1度、約1時間弱です。

オセロなどのゲームをしたこともあると言っていました。

箱庭の話もしていました。いろんな教材を使ったようです。詳しくは聞かされていません。

娘は自分のハンドメイド作品を見せたりもしていました。褒めてくれるので喜んでいました。

そら

話の内容は完全に秘密で、時々娘がこんなこと話したよーと帰りの車の中で話してくれる情報のみ。
守秘義務もあるんだと思いますが、娘との信頼関係を大切にしてくれています。

病院だけど、帰り道は元気になんです。それがいつも嬉しい。
あと、この1時間は私の自由時間。好きなことをしていました。

子どものカウンセリングの効果について

聞くのが上手。話すことが苦手な子と1時間続けて話せる。プロなんですよね。

医師の診察は嫌がったけど、公認心理師さんは嫌がりませんでした。

不安が強くなった時に回数を増やしたいと言ったのも娘です。

子どもにとって心強い存在となっていることは確かです。

きっと、親に話しにくいことってたくさんあるんですよね(^^;)

ひきこもっている子が外に出る。話し相手がいるって大事なんです。

私だと、最後まで話を聞く前に、つい余計なことを言ってしまう。

そうなると話せなくなってしまうんだと思う。

不安なことの相談以外に、たわいもない日常のできごとを話しているようです。

ほとんどが雑談。女性の方で、ネイルやアクセサリーの話もしていると言っていました。

虫が出た話、漫画や映画、新しく開店したパン屋さんの話…。

無口な子が声が枯れるほど話し込むんです。

アドバイスや共感とかも大切なんだけど、何気ない会話ってもっと大切なのかも。

回数を重ねるごとに表情が明るくなっていきました。

私が一番感じた効果は、自己表現ができるようになったことです。

思ったことを口に出せるようになった。これが一番大切なんです。

そら

認知行動療法( Cognitive behavioral therapy)、 CBTと言われています。

苦手なことや好きなことなど、自分の気持ちを伝えてくれるようになりました。それによって、いろんな背景が見えてきました。
私自身の考え方も変わっていきました。

公認心理師のカウンセリング費用|改正後の変化

そら

カウンセリングって高いイメージがありませんか?

自費は高いです。民間もそうですよね。

娘の場合は小児科の医師が必要があると診断して、公認心理師と連携しています。

私の住んでいる市は中学生までが医療費無料なので、このカウンセリングも中3までは無料でした。

高校生になり3割負担、診療明細書の項目には小児特定疾患カウンセリング料(公認心理師による場合)と書かれていました。

調べてみました。

令和2年に診療報酬が改正されています。保険適用になる場合のカウンセリングについて引用します。

Q:保険適用となるカウンセリングとは、どのようなケースですか?
——–
厚生労働省によると、医療機関で病気と診断された上で、医師が治療に必要と認めた、次のようなカウンセリングが保険適用となります。

①気分障害、不安障害に対する認知行動療法・精神分析療法としてのカウンセリング
うつ病などの「気分障害」、強迫性障害、社交不安障害、パニック障害または心的外傷後ストレス障害(PTSD)の「不安障害」に対する治療です。1回につき30分以上行うことが要件で、医師による場合だけでなく、医師と看護師が共同して行う場合も含まれます。

②特定の精神疾患に対する通院・在宅精神療法としてのカウンセリング
適用される精神疾患は、統合失調症、躁うつ病、神経症(不安障害)、中毒性精神障害(アルコール依存症など)、パーソナリティ障害などです。通院は、精神科の医師によるものが適用となり、心療内科では適用されません。

③標準型精神分析療法としてのカウンセリング
1回につき45分を越えた場合に適用されます。

④小児特定疾患に対するカウンセリング
2020年の改訂で、発達障害など児童思春期の精神疾患に対する、公認心理師によるカウンセリングが保険適用となりました。

ただし、「初回のカウンセリングは医師」「医師の指示のもと20分以上」「3カ月に1回は医師が行う」と3つの要件に当てはまる場合のみです。

引用元:マイナビニュース

この④に当てはまります。思春期の不安障害と診断されています。

知らなかったのですが、公認心理師は国家資格(2017年から)ですが、臨床心理士は民間資格となります。「し」の漢字が違うことも後から気づきました。

ちょうど保険適用になったことで恩恵を受けていたんですね。

小児特定疾患カウンセリング料(公認心理師による場合)の診療明細書の点数は200点。

1点=10円なので、2000円ですね。自費なら2000円。3割負担だと600円です。

そら

高校生になってから、この金額を負担しています。

あくまで 娘の病院です。クリニックによっては先払い、キャンセル料などがかかる場合もあります。
当日に行けないことは多いので、このシステムは親子ともに負担となりますね。

【追記】

月に何度かカウンセリングを受けると会計が発生しない日があります。

また、2年経過したら、算定できないので請求できず、何度受けても無料、そういう仕組みなんですと公認心理師さんに説明されました。

どういうこと?って調べました。下記のような文章を見つけました。これに当てはまるのかなと。
15歳未満から18歳未満に改定されています。18歳を超えても小児の時から受けている場合は請求できない。

ちょうど対象となります。無料というより算定ができないってことですね。
月に4回、約1時間の公認心理師のカウンセリングを受けました。会計は2回のみ。

月1,200円でした。(その後、2年超えて会計なしです)

医師にこれ続けても大丈夫なのか聞きました。
病院側としては赤字、それで良くなるならと。なんだか申し訳ない気持ちです。

別に厚生労働大臣が定める基準を満たす小児科又は心療内科を標榜する保険医療機関において、小児科又は心療内科を担当する医師が、別に厚生労働大臣が定める患者であって入院中以外のものに対して、療養上必要なカウンセリングを同一月内に1回以上行った場合に、2年を限度として月2回に限り算定する。
ただし、区分番号B000に掲げる特定疾患療養管理料、区分番号I002に掲げる通院・在宅精神療法又は区分番号I004に掲げる心身医学療法を算定している患者については算定しない。
[対象患者]
18歳未満の気分障害、神経症性障害、ストレス関連障害及び身体的要因に関連した行動症候群、心理的発達の障害又は小児期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害の患者

引用元:日医標準レセプトソフト
そら

調子が良くなって、2ヶ月半ほど間があいたのですが、その間も一度は医師の診察を受けています。
3ヶ月に一度の診察も受けているので継続の扱いとなっています。
こういう仕組みがあることも知っておくといいと思います。

カウンセリングをやめるタイミングについて

間があいた時、カウンセリング終了の話を主治医と相談しました。

子ども達は自然と来なくなる。忘れていくそうです。

でも、娘は安定していた頃も まだカウンセラーさんの名前を出していて、テストが終わった頃にまた会いたいと言っていたんですね。

その話をしたら、主治医が今はまだ終わらないほうがいいと言いました。

そのすぐあとに、また心が不安定になりました。あの時、終了しなくて良かったと思いました。

今、定期的に変更せずにカウンセリングに来てほしいと公認心理師さんに言われています。

本人も行くと言っているし、今は必要な時期です。

【追記】また、学校に行けなくなった時、この公認心理師さんにだけは、また教室が怖いと話していたって。お母さんには言えなかったと言われました。

親が鬱になりやすい|メンタルケア、子どものことを相談する費用

私自身も心が不安定となり心療内科にかかりました。

ずーっと娘から不安なことを聞き続けていると引きずられるんです。

親だって、この状態の子どもって心配だから、うつの状態になりやすいんですよね。

先につぶれないように、しんどくなったら心療内科にかかってくださいね。

自分自身の診察とカウンセリングであれば保険がききます。

親の名前で心療内科にかかり、子どものことを相談する場合は自費となります。

そら

私の通っている心療内科は50分3,000円でした。
自費となれば高いですね。
親子で同じ先生の場合もありますが、同じ医師よりも別の病院、別の医師の方がいいと言われました。
確かに、その方が話しやすいです。

小児科、児童精神科の年齢制限について

小児特定疾患とあるので年齢が関係あることがわかります。

そら

娘は15歳。もうすぐ16歳になります。
高校生となった今、年齢制限は?

小児科の基準は15歳です(18歳未満と書かれているサイトもありました)

医師に聞いた時、初診だと15歳まで、継続している場合はしばらく大丈夫と言われました。

(児童精神科の初診年齢も15歳以下となっています。その場合は18歳まで継続できます)

18歳以上と記載がある精神科、心療内科もあります。思春期外来って少ないんですよね。

ずっと通えるわけではありません。まだ不安が強くなる時があり、医師からも、どこかに繋がっていた方がいいと言われています。

相談しやすい心療内科、精神科の医師の診察を受けたい。

カウンセリングもしていて、18歳未満も受け入れていて、大人になっても継続して受診できそうな病院。

子どもの発達障がい、不登校についても詳しい病院を探しました。

このクリニックいいなと思って電話すると初診が3.4ヶ月後…。

紹介状があっても先着順。そしてキャンセルしないでほしいと言われました。

そう言われてもそれが難しい。その日、行けるかわからない。

そら

初診の予約がここまで取れないと、本当に困った時に相談できないですね。緊急性ではなく先着順なんです。
みんな同じなんですと言われました。
特に児童精神科は本当に予約が取れないです。

不登校の子どもにカウンセリングが必要なのかどうか

娘の場合は、良いカウンセラーさんに出会えたことで救われたと思います。

その1時間、私も心が休まる自由な時間でした。

家族のだれにも心を開かなくてひきこもっていた時期です。

私一人じゃ抱えきれない時に開始しました。

私自身も話を聞いてもらえるだけで楽になります。

それに第三者が入って見えてくることもある。

相性が合えばスクールカウンセラーさんが無料なんですよね。

うちの場合は、合わなかったこともありますが、娘が学校から足が遠ざかったこと、学校の人という感覚で話せなかった。

そういう面では医療機関の方が話しやすいのかもしれませんね。

そら

民間のカウンセリングは受けたことはありません。
初回が少し安くても、1時間で5,000円~10,000円ぐらいします。
費用面を考えると続けることが難しいんですよね。

その後、カウンセリングの勉強をしたくて 民間の資格を取得しました。
公認心理士さんに比べたら、ほんの少しかじった程度の知識ですが、それでも勉強になりました。

募集した中にカウンセリングが復学のきっかけとなった体験談もありました

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