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プール、水泳の授業が不登校の原因に|溺れた経験からの水の恐怖心

娘が学校生活の中で嫌がっていたことの1つにプール、水泳の授業があります。

体育はもともと好きではないですが、プールの時間は本当に嫌がった。

明日水泳がある、学校に行きたくない。それが口癖でしたね。

プールの時間は好きですか?

泳げますか?

この記事では学校の水泳授業について書いています。

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小学校低学年の頃は前日だけ。学年が上がるにつれて、だんだんと時期は早まり、中学では、もう冬の時期でも言ってました。

私はそんな先のこと考えてもしょうがないじゃんって言っていました。

 

どうして、そんなに嫌がるかと言うと泳げないから。水への恐怖心です

幼稚園で溺れたことがあります。あんな浅いプールだけど溺れるんですよ。

帰りの迎えの時に 担任から報告を受けました。

ぶつかって倒れた拍子に下敷きになり 子ども達に踏まれた。

男性の先生が気づいて助けてくれたって。

 

それ以来、異常に水を怖がるようになりました。

鼻から水が入るとパニック。顔を水につけられなくなりました。

その夜、熱が出て、目は真っ赤に充血。全身に発疹が。

何かの感染症?って思ったことを覚えています。

病院に行ったけど 結局、原因はわからなかった。

 

今思えば、これも心身症?

そんなこと考えたこともなかったけど、今の娘を見ているとあり得る。

心から、次々と身体に症状を出すから。

 

幼稚園で仲の良かった子のお母さんに スイミングに一緒に行かない?と誘われた。

このまま泳げないとプールの時間で苦労すると思った。

娘に行ってみたらと言ったけど頑なに拒んだ。

学年があがるにつれてスイミングは行きづらくなりますね。

機会を失ってしまった。あの時 行かせていたらと何度も思った。

 

本人は何とかしなきゃと思っていて、お風呂で顔を水につけたり頑張ってたんです。

当時から 周りと同じことができないことをものすごく気にしていました。

主人が市民プールに連れて行った。少しでも恐怖心をなくそうとした。

ドラえもんの水泳の本も買った。

動画を見て、どうやったら泳げるか調べた。

夏休みに学校のプールが解放された時は友達と練習しに行っていました。

 

でも、ビート板でバタ足が限界。顔をつけて泳ぐことができませんでした。

そのまま、どんどん学年があがっていきました。

泳げない子は減っていきます。もう自分だけって言うようになりました。

 

2年前、水泳の授業がある日の朝 行けない日があった。

まだ、深刻な感じではなかったんです。水泳があるから行きたくないなーって。

そろそろ行きなさい、遅刻になるよ~って その頃の私は言ってましたね。

 

友達が迎えに来たけど先に行ってもらった。

遅刻の時間になり、電話しようと思った時に ちょうど担任から電話が。

正直に水泳の授業が嫌なことを話した。

過去に溺れたことがありトラウマになっていることも。

 

体育の先生が異常に怖がるから 何かあると思ってたって。

そこで 担任と体育の先生と娘の3人で話し合いの時間をもってくれた。

その日、少し遅刻して娘は学校へ行きました。

 

担任は別に泳げなくてもいいじゃんって考えでしたね。

苦手なものはあるし。そんなことより学校に来る方が大切。

体育の先生も理由はわかったから少しずつで無理しなくてもいいよって。

そんなに厳しい学校ではないんです。

 

けど、それを聞いた娘が 今から練習したいって言いだした。

それで、担任、体育の先生と3人でプールで練習した。

これが4時限目まで続いた。3時間ぶっつづけぐらいですね。

他の子は教室で授業を受けています。特別授業。

 

担任から、途中で電話がありました。

さすがに これだけ長い時間は親御さんに了承をとるように校長から言われましたって。

娘の意志ならば お任せしますと伝えました。

 

先生もびっくりしてたけど、私も本当にびっくりしました。

プールが嫌いな子がずっとプールにいる?

特別扱いが嫌な子が みんなと授業を受けずにプールにいる?

自分の意思を伝えるのが苦手な子が自分からやりたいと言い出した?

 

本人がなんとかしようと頑張ろうとしていることがわかった。

今までのイメージが変わりましたと言われました。学校側は褒めていました。

午後からはクラスに合流して授業を受けて帰ってきました。

 

こんなに頑張る子だったんだと成長を喜んだ。

でも、今思うと もうギリギリの精神状態で、かなり追い込まれていたと思う。

みんなと同じことができないこと、周りの視線 そっちが水への恐怖心よりも強くなったってこと。

それと、午前中はいつも気持ち悪いと言っていた。

後に起立性調節障害と診断された。相当疲れたと思う。

 

見学していい、泳げなくていいと言われても 見学したら評価がなくなる。

来年は中3。泳げなきゃ内申点に影響する。1がついたら希望の高校に行けない。

みんなと同じことができなきゃ困るんだよって。

 

翌年、コロナ禍で水泳の授業がなくなった。

内申点に影響することなかったんですよね。

完全不登校となりオール1となったけど。

 

娘はプールのない高校を探していました。

水泳の授業のない高校がいい。口コミを探していました。

今はなんでも調べたら出てきますね。

娘が希望していた高校は、水泳の授業が厳しい。泳げるまでやらせると何人か書いてあった。

どうしようって悩んでいました。

主人はプールで高校を決める? そんなバカなって言ってましたが、私は本気だと思いました。

 

ちなみに私も水泳は苦手でした。

小学校で泳げるようになるまで夏休みに来させられた。

頭からバケツでバシャ。怖いなんて言葉は通用せず。

おかげで? 泳げるようになりました。

 

娘にも最初は頑張れば克服できる!そんな考えでしたね。

泳げるにこしたことはないから。

でも、こうなった今、泳げなくてもいい。そんなことどうでもいい。

 

担任は別に苦手があっていい。泳げなくてもいいじゃん。

主治医も 泳げなくても生きていける。

そうは言っても、現実にみんな一緒にプールで水泳の授業を行う。

 

他で頑張ればいいやって切り替えられない。

自分だけ 泳げなきゃ子どもは周りの目を気にします。

泳げない子は帽子の色で分ける。劣等感を持つ。

クラス対抗のメドレーリレーもあった。みんなの足を引っ張る。

 

泳げるようになれば達成感となるよね。それはわかる。

泳げない子にとってプールの時間は本当に苦痛だと思う。

 

この出来事から5か月後、教室に入れなくなりました。

不安障害を発症しました。しばらくしてからです。

だから、これも直接の要因ではない。でも、1つの兆候だったと思う。