不登校体験談を紹介(現在94人)

教師・親の立場となって|中学時代の忘れられない不登校の友達について

不登校体験談先生他

この記事では、募集した体験談を紹介します。

 

書いてくださった方 教師
不登校になった子の友達
不登校となった時期 (中学生)
きっかけ (クラスでの出来事、言葉)
その後の進路など
学習方法

ハム鉛筆

私には忘れられない出来事があります。中学に入ってすぐのことです。

 

きっかけは、その子があることをした時、クラスが好意的な笑いに包まれたことでした。

 

ここで終われば良かったのですが、繰り返しそれをするようになりました。

 

 

最初は好意的だった笑いがだんだん減っていき、最後は冷たい空気が流れるようになりました。

 

そして、最後の最後には、きつい性格の男の子がクラスの真ん中で響き渡るような声で「おまえ、しつけぇんだよ。きもいんだよ。」と言いました。

 

その子は多分どうしたらいいのか分からなくなって、ごにょごにょ言っていましたがそれで終わり、その翌日からその子は学校に来なくなりました。

 

 

先生は当時、その子がいる班の班長だった私に、その子の家に毎日プリント類とメッセージを届けに行って欲しいと言いました。

 

最初の頃はピンポンを鳴らすと、お母さんが出てポストに入れてくださいと言われてそうしていたのですが、次第に出てくれなくなり、ただ届け物をポストにだけ入れて帰る日が続きました。

 

席替えがあって班が変わっても、先生がお願いというので、雨の日も、風の日も、続けました。

 

 

とある日、また同じことをしようとすると、インターホンのところからその子のお母さんの金切り声が聞こえました。

 

もうやめて的な内容でした。

 

翌日、先生にそのことを伝えると、もう行かないで良いと言われました。

 

 

今、教師の立場も経験し、親にもなり、当時の4つの立場(教師、親、不登校になった友達、クラスメイト)のうち、3つを経験してみると、どの立場の人にも少しずつミスがあったことが分かります。

 

教師の立場から言えば、不登校になる前に 彼に一言あって良かった。

 

きつい性格の男子に指導があって良かった、不登校の子がクラスにいることに対して意地になることはなかった。

 

 

親の立場から言えば、止めて欲しいのならやめて欲しいと、先生なり私なりに普通に言えば良かった、親が感情的になることで子どもと学校と友達の間の細い糸が切れてしまった。

 

 

クラスメイトの立場から言えば、それ、もうやめた方がいいと言っても良かった、フォローしてあげても良かった。

 

 

不登校の解決法は、正解は1つではありません。

 

1つの実例として、何かの参考になれば良いと思っています。

 

葉っぱ区切り線

 

3つの立場から、書いていただいた貴重な体験談です。

 

最初のきっかけ。こういうことって思い返すと、クラス内であった気がします。

 

少しずつ浮いた存在となり、からかいの対象となったり、仲間はずれやいじめに発展する。

 

クラスメイトとして、それがわかっていても傍観してしまう。声をかけることって難しい。

 

娘が小学生の頃、休むとはプリントを届けてもらっていました。

 

中学で欠席が続いた時は、さすがにそれはなく、こちらが取りに行っていました。

 

もし、連日のように届けてもらったら、申し訳なさでいっぱいです。

 

子どもも親もプレッシャーを感じます。私なら、相談して止めてもらいます。

 

先生は少しでも繋がれるようにと思ったのかもしれませんが、届ける子どもの気持ちも考えて、配慮すべきだったと思います。辛い経験をされましたね。

 

いろんなパターンがあり、友達が自宅に通うことで学校に来れるきっかけとなることもある。

 

でも、同級生と会うことがしんどい時期もあります。

 

それは親もです。精神的に追い詰められていたんだと思う。

 

対応がうまくいかなかった特は変えていく必要がある。

 

どの対処法がいいのか、子どもの状態を親が伝えて、学校側と相談していくことが大切ですね。

 

最後に、きっかけとなった きつい言葉をかけた生徒、何も感じなかったのかな。

 

原因がはっきりしている。何かもっとできたのではないかと残念です。

管理人より

 

他にも、たくさんの経験談を書いていただいています。
まとめ記事はこちらです。

不登校とその後の進路|本人・家族・関わった方の体験談