書いてくださった方 | 本人 |
不登校となった時期 | 小学校3年生 |
きっかけ | 友人関係 |
その後の進路など | 私立女子高・大学進学 |
学習方法 | 進研ゼミ・図書館 |
小学校3年生の時になんとなく周囲の友人といつもつるむような雰囲気が嫌になり、数ヶ月間不登校になりました。
当時、教頭先生が学校に来ない理由などを聞きに自宅まで訪ねてくれるなどしましたが、両親は不登校期間中は特に学校へ行けとうるさく言うこともなく、ただこの時間を利用して本をたくさん読めと本屋や図書館に連れて行ってくれたことを覚えています。
他にも遊園地、動物園といった場所へ行き、そこで遊んだり、スケッチをするなど、自分の好きなことを思うようにする時間として受け入れてくれました。
そうこうしているうちにまた学校へ行くかと言う気持ちになり、再び普通に登校するようになりました。
その後は不登校などになることもなく、中学校へ進学、高校受験をして私立の女子校へ入学、その後 大学受験をして美大に入学し卒業しています。
今になって思えば、不登校だった期間に特に何か言うでもなく、読書なりお絵かきなり、自分の好きなことに没頭することを許してくれ、見守ってくれた両親の器の大きさに改めて驚くとともに感謝しています。
不登校になった時は、子ども心に学校の友達とノリが違う、折り合いが悪いなどの理由はあったんだと思いますが、休んでいる期間中に自分と向き合うことができ、学習は当時流行っていた進研ゼミを利用して自宅学習をしていました。
今はオンライン授業など自宅学習での環境も充実しているので、何も学校へ行って学ぶことだけが全てではないと思います。
周囲との人間関係を学ぶ場として、学校はやはり絶好の学び場なので、お子さん自身が通いたくなれば、また送り出してあげるのが良いと思います。
小学3年生ぐらいって女の子がグループを作り始める時期ですね。
このつるむのに違和感を感じる気持ち わかります。
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学校の対応に関係なく、親は子どもの好きなことをやらせた。
一緒にすることで、学校に行かないことに最悪感は抱かない。
安心して外でも好きなことができる。リフレッシュ、心の充電がしっかりとできる。
本をたくさん読み、勉強もして、自分にも向き合ってる。
学校以外でも、たくさんのことを学べる。勉強もしているから、復帰もスムーズにいく。
親がこういう姿をちゃんと見せれば、安心できるし、子どもは ずっと覚えていてくれる。
素晴らしいご両親だと思います。自分にはできませんでした。
幼稚園の登園渋りの時に、開き直って動物園に遊びに行った時はありました。
数日です。それも、幼稚園に戻そうとする前提でやっていました。
数か月も、小学生の時にするって 親にとって勇気がいることだと思います。
不登校の期間が楽しく充実した時間だったことが伝わってきます。
親子の絆も深くなる。本当に器の大きい ご両親だと思います。管理人より