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突然の義父の同居提案|家族会議で嫁の私が出した条件は二世帯住宅

結婚後、3DKの夫の賃貸マンションで完全同居型で暮らすこと8ヶ月。
そうなんです。これが、私の最初の同居経験です。
ただ、仕事でほとんど家にいなかったですね。寝に帰るだけ。
それでも、かなり気をつかいました。
揉めたわけじゃないです。その逆ですね。
特にトイレ、キッチン、お風呂、洗面所を使うとき。
だから、水回りが一緒の完全同居は絶対に避けたいと思っていました。
この時の同居は、とりあえずという形でした。
それが、なかなか良い物件が見つからなくて、気づけば8ヶ月も経ってました。
ようやく引っ越し、賃貸マンションで二人で穏やかに暮らすこと4年。
ある日突然、同居の話が舞い込んできました。

この記事では、私が二世帯住宅での同居を決めるまでの話を書きます。
Contents
義父からの突然の同居の提案
義父は長いこと単身赴任をしていました。県外で遠かったです。
社宅で一人で自由に暮らしていました。
旅行がてら遊びに行ったことが一度あります。
もともとは家族向けだったので広かったです。
奥の部屋には大量の段ボール箱が積まれていました。
10年前に引っ越したままの状態?
これ、後々関係あるんですね。←物を大切にする親子でした。
ある日、義父から話があると呼ばれたんです。

なんだろう? 久しぶりの食事会かなぁ
気楽な気持ちで行きました。
それがですね…

もうすぐ定年退職で社宅を出ないといけない。
退職金を出すから家を建てないか?
なるほどね。そろそろ定年の歳だったね。
確かに社宅を出たら、住むところ困るね。
冷静に聞きながら、最後の言葉にフリーズ。
えーーーーー。家を建てるって、私達と同居!?

びっくりしすぎて、しばし無言でした。
夫が結婚の報告の日に久しぶりに会ったような人なんですね。
いろんな事情があり、家族と離れて自由に暮らしていた人。
きっと これからも自由に一人暮らしを満喫すると思っていました。
私も夫も、多分義母も。
だから、何を言い出したの?が最初の思いです。
とりあえず保留。考えておきますと食事会は終了。
頭の中では何でそうなった??とぐるぐる。
将来、同居の可能性は義母だけの話だったよね。
これは結婚する時から想定外。
自宅に帰って夫に聞きました。

お義父さんって、そういうタイプの人だったっけ?

びっくりだけど わかる気もする。
あれで怖がりで憶病。
一人で住むのが怖いんだよ。
そ、そんな理由!?
そういえば、「〇〇さんは夜一人で怖くないのか?」って前に聞かれたなぁ。
一人暮らし長いのに、なんで??と思いました。
同居をするかどうかの家族会議
家族会議を重ねました。義父以外でね。
やめようと最初は言っていました。
でも、だんだんとお金を出してくれるなら 家を建ててもいいんじゃ。
今まで好き勝手にやってきたから、家族にそれぐらいしてもいい。

義母と夫はそんな考えになっていきました。
うーん‥‥うーん‥‥うーん‥‥
確かにね、3軒分も賃貸マンションの家賃を払うことはもったいない。
かと言って、義父母が二人だけで暮らすのも難しい。
これは複雑な事情が…長年の積み重ねがあるんです。
義母は仕事をしていましたが高齢です。ずっとは続けられません。
3DKの私達より高いマンションの家賃が払えなくなります。
いずれは引っ越さないといけません。
私達と義母のマンションの賃貸料だけでも年間200万以上です。
もったいないという話になりました。
だから、私がクッションになっての同居です。
今更3人では暮らしにくいけど、新しい家族が入ったら違う。
それなら、家族がまとまって暮らせるのでは。
そんな話になっていきました。

なんか、変な展開になってきた。
そんなんでうまくいくのかな?と思いました。
最終決断は嫁の私|条件は完全分離型の二世帯住宅
いや、勝手に話が進んでるけど同居はねぇ・・・。
同居した時のことを思い出して迷いまくりました。
でも、戸建てもいいな。
私も、そろそろ、賃貸マンションを変わりたいと思っていました。
子どもも真剣に欲しい。環境を変えたら 恵まれるかもしれない。
今のマンションでは子育てが難しい。
義母は高齢で夫は一人っ子。
また賃貸マンションで完全同居型は嫌だ。それなら、戸建ての方がいい。
義父の金銭的援助があれば、土地を購入して戸建てが可能になる。
そんなことを考えながら、いろんな葛藤がありました。
そうだ!二世帯住宅を建てよう。
玄関も水回りもリビングも別。冷蔵庫も洗濯機も別ならいい。
そんな風に思うようになりました。
そして、ここで初めて二世帯住宅を提案しました。
義父は完全同居のイメージしかなく、戸惑っていました。
家が大きくなる。それなりの土地も必要。金かかるなぁと。
義父母にとっても、少し距離をおける間取りにした方がいいと思った。
それぞれが独立した部屋を持つ。
親世帯、子世帯、さらに義父母が距離を上手にとれる家を建てよう。
うまく住める夢のマイホームを建てよう!

もう、それしか方法がない。
家族一致で二世帯住宅を建てることに決まりました。
まとめ|二世帯同居・ストーリーは突然に
これまで書いてきたように、やっぱり一番の理由は経済的なこと。
長い目で見て、家族4人で賃貸マンション3軒で暮らし続けることがもったいない。
次は完全同居ではなく、分離同居をしたいと思っていました。
義母と暮らすにしても。
でも、それには費用がかなりかかる。自分達だけでは難しくなる。
義父は退職後に知り合いの職場で働く予定でした。
車が必要。駐車場代もかかる。義父も現実的に難しくなる。
将来のこと、介護と子育てを見据えて出した結論です。
ただ、やっぱり不安はありました。
そこから何度も家族会議を重ねて、お互いにメリットがあると納得しました。
そして、土地探しから始めることになりました。
こんなきっかけから、二世帯住宅を建て20年以上も同居しています
人生の転機って、まぁこんな感じなのかもしれませんね。
実は、実家の二世帯住宅はうまくいかなくて、兄夫婦は出て行きました。
別で暮らしています。
我が家、スタート時が複雑な家族だったわりには、うまく暮らしてきたほうだと思います。
いざとなったら、助け合いながらきましたよ(*^^*)

二世帯同居・ストーリーは突然に。
あの日、あの時、あの場所で…♪