記事内のリンクは一部広告を含みます
直感は大事|申込した土地を解約した体験談、手付金はどうなる?

この記事は土地を探した時の話です。
我が家は、土地選びに かなり時間がかかりました。
実は、申し込みまでして解約した土地があります。
最後にどうしても踏み切れなかった、その理由が『直感』なんです。
一見、非論理的なように思えるこの『直感』、実は土地選びにおいて大切なポイントかもしれません。
にこすまいる


二世帯住宅の土地探し、後悔しないための7つのチェックポイント | にこすまいる
我が家は、もともと土地があったわけではありません。義父母、私達夫婦は賃貸マンションで別々に暮らしていました。なので、まず土地探しからスタートしました。 この、土…
上記の記事の最後に少し触れた話です。もう少し詳しく話しますね。

この解約、我が家にとってのターニングポイントだったんじゃないかな。

ほんとだよね。
あの時やめて、今の土地にして良かったと思うよ。
父も母もそう言ってる。
Contents
直感?第六感ってなに?

ところで、霊感ありますか?
私は特別に霊感があるわけではありません。
むかーし、カラオケボックスに行った時、会社の後輩が「ここ嫌。絶対いる!」
そんなことを言い出しましたが、私には見えませんでした(^^;)
でも、幽霊を見たことはありませんが、なんかこの部屋は嫌だなぁとか思う時はあります。
直感というのでしょうか。

直感ってなんだろうね
「直感」とは、脳が無意識に情報を処理した結果生まれる感覚。
たとえば、その土地に立ったときの空気感や静けさ、雰囲気、風の通りなど…
これは、言語化しづらいけれど、実際に住むとなったら大事なポイントばかり。
つまり直感は、理屈では見落としがちな情報をカバーしてくれる部分でもあるんだよね。

第六感は?
五感(触覚、視覚、嗅覚、味覚、聴覚)の次の感覚。
直感と似てるんだけど、もともと生まれ持ってる不思議な感覚。
私の感覚は、この第六感に近い。
これが子どもの時からあるんですよね。
なんか違う?と感じる土地選び
土地を探し始めて、たくさんの情報を集めました。
条件を並べて比較検討します。
駅までの距離、日当たり、土地の形、価格…もちろんこれらは大事です。
でも、条件はクリアしているのに、なぜかピンとこない土地ってあるんですよね。
それ、感覚が「NO」と言っているのかもしれません。
これが直感ですよね。
実際に行った時の感覚です。周りを見渡し、歩いてみます。
その時に、ここはなんとなく嫌だなぁと思う土地があるんです…。
もう、なんとなくなんです。言葉にしにくい。
空気が冷たい?重たいような…なんとも言えない違和感を感じました。

ハッキリ言うと不吉な感じがしたんです。
これは、私の第六感ですね。
条件から妥協して申込したけど
予算、条件にとても合った土地をようやく見つけたんですよね。
新興住宅地で新築の家が並んでいて、街並みもキレイ。
さらに、徒歩圏内に地下鉄の駅ができる予定でした。
郊外なんですが、価値・価格も上がるでしょう。

条件、最高だよね?
でもね…
日当たりもよく明るい…けど、なんか街全体が暗く感じた。
駅まで歩く道に大きめの池とお地蔵さんがありました。
ここを通れば近道なんだけど、通りたくないと思って避けました。
そこから先に行けない。動けない感覚。
ここまで感じたのは私だけです。
でも、いくつもの土地を見学しましたが良い条件の場所がない。
家族みんなが、もう、ここしかないかなと思うようになってきました。
そして予約。そろそろ決めないと別の方が契約してしまう。
2,500万以上もする買い物ですが悩んだ末に申し込みをしました。
でも、やっぱり 気になる‥‥
どうしても明るい未来が想像できないんですよね。
家族が笑顔で暮らしている姿が思い浮かばない。
結婚4年目でしたが、なかなか子どもができませんでした。
ここだと、子どもに恵まれない気がしました。
担当者に「学校がちょっと遠いけど、みんな元気に歩いてますよ」
という話をされた時、自分の子どもが想像できなかった。
今更だけど、その気持ちを家族に伝えてみました。
そしたら、そういうのを全く気にしない夫、義父も同じ気持ちだって。
「なんとなく嫌だなぁ」って珍しく言うんですね。

土地選びに疲れてきて、ここが一番条件がいいからと みんなが妥協していただけだった。
土地の申込を取り消し、解約手続き
家族で話し合い、この土地はやめることにしました。
ただ、申込後なので手続きが大変かもしれないと心配しました。
でも、不動産会社に電話で解約OK。意外とあっさり終わりました。
こういうことって よくあるのかもしれませんね。
その後、念のため書面での確認がほしいと言われてFAXが届きました。
署名と捺印して送信。それだけで済みました。
本申込(契約)は予約申し込みから3週間以内で、手付金が1,000,000。
(申込と契約は大きく違います。申込金はありませんでした)
契約後の手付金は戻らないと聞きました。
一応、3週間の考える期間があったということですね。
まとめ|直感は未来の暮らしを想像するセンサー
今住んでいる土地は、車から降りた瞬間に気持ちが明るくなる土地でした。
新興住宅地で更地の状態でした。何もない状態。
だれもいませんでした。駅も遠いから歩きませんでした。
でも、子どもと楽しく話している風景が浮かんだんですよね。
空気が美味しくて幸せな気分になりました。
私だけではなく、家族全員が「ここいいなぁ」って言いました。
ようやく、即決できる土地に出会えました(ただ、抽選でしたが)
この土地に引っ越して間もなく妊娠。結婚6年目でした。
同居で大変なことはありますが、ここの土地が好きなんですよね。
同居するうえでも、これは大事。
土地はここにして正解だったと思います。
データだけではなく、こういう感情(直感・第六感)って大事だと思うんです。
土地は条件から入ります。高い買い物ですからね。
でも、最終決断は明るい未来が想像できるかどうか です

その土地に実際に立ってみた時の感覚を大切に。
長く暮らす場所だからこそ、自分の感覚を信じてみるのもいいかもしれません。
余談|その後にわかったこと
解約した土地について、その後、ある話を聞きました。
そのあたりに昔から住んでいる人です。
ゲームのチャットで偶然知りあいました。
近くに合戦で首を洗って真っ赤に染まった池があるでしょって言われました。
あ…あの池がそうだったんですね。
その後、すぐ近くで大きな事件が起きました。
20年以上経った今も未解決。
何も感じない人もいます。そこで幸せに暮らせる人も。
でも、私は第六感を信じて良かったと思っています。

土地選びの懐かしい思い出ですね。
あくまでも、我が家、私の場合です。